【乾燥時間が長くなった時の対処法】ドラム式洗濯機_日立ビッグドラム「らくメンテ」

「らくメンテ」が採用されている日立のビッグドラムを使用している方々。使って数年もたずに1回の乾燥で終了せず、2度、3度乾燥をかけることで生乾きの洗濯物が手に入る箱と化していませんか?
私は1年5ヶ月で上記の状況になり、業者を呼んで修理しようか迷っておりました。なんとか一人でできないか(タダでと言うところがミソ)、そう思いYouTubeを漁っていると私の願いを叶える動画を見つけ、これを実践したところ、購入当初の乾燥機能を取り戻したました!!!(^。^)
本記事では、私が体験した乾燥機能を取り戻すまでの体験談を記載します。
乾燥機能を失うまでの経緯
日立ビッグドラムの乾燥フィルターを無くして、お手入れが楽になる。この謳い文句で「らくメンテ」が採用されているドラム式洗濯機を私は2024年5月に購入いたしました。
最初は寝てる間に洗濯と乾燥が済んで、なおかつ月一で糸くずフィルターを綺麗にするだけで良いと言う状況にもの凄く感動しておりました。・:*+.\(( °ω° ))/.:+
それまで数年間、縦型洗濯機での洗濯で下記のことで不満を持っていたので尚更でした。
そもそも干す手間が面倒くさい
雨、雪の日、気温が低い日がある日本では干すタイミングを選ぶ必要がある
干す際の道具を揃える必要がある
(基本外に置いておく道具もあるため、紫外線や雨などで劣化してしまう…)
田舎では干していると虫の居所となってしまう
干した後は道具と一緒に片付ける必要がある
花粉や微粒子のゴミと一緒に服を取り込むことになる
外から人に洗濯物を見られる
洗濯が終わるまで洗濯機の様子を見ておく必要があること(放っておいたらカビがはえるのでね…)
通勤・通学の必要があると、早めに起きて洗濯〜干すまでを行う必要がある。
(寝る時間が減る…)
etc………
上記の様ざな面倒ごとがドラム式洗濯機に変えただけで無くなったため、それはもう人生が変わりました。
ただ、使って8ヶ月になると稀に1回で乾燥できなくなる日がでてき、使用回数が増えるごとに不調の頻度は増えていくのでした。
こうなると私の顔はドラム式洗濯機を導入する前に戻り、生乾きで臭い服が増え、電気代は高くなるのでした。(1回の洗濯で行う乾燥の回数が増えるので…)
そうして、1年5ヶ月経った時には2回目の乾燥でも乾くことがない日が続くこととなるのです。
乾燥機能を取り戻すまで
神動画の発見
こうなれば乾燥機付きの利点がないじゃん!となり、業者を呼んで中身を見てもらう事を考えました。しかし、どこも点検・清掃に数万円を必要とするため、どうにかこの数万円を浮かせられないかとネットの知恵を借りることとします。
そこで見つけたのが↓の動画
配信者は恐らく白物家電を出張修理している方で、内容は「らくメンテ」が採用されている日立のビッグドラムの乾燥機能を元に戻すと言うもの。
もちろんあくまで、壊れても自己責任と言う前置きはされていますが、用意するもの、手順、注意事項を丁寧に説明されているので、ど素人の私でも作業を終わらせ、その後、再使用することができています。
自分でやってみた
動画とはちょいちょい違いますが、以下の流れで分解から掃除を行いました。
まずはタオルとドライバーを用意
電源ケーブルを抜く
水栓を止める
タオルで巻いた送水ホースを抜き、中の水を近くの洗面台に流す
手前2箇所のネジを隠しているシールを剥がす
洗剤の自動投入をするための貯蔵箱とここを覆う蓋を外す
露わになった7本のネジを慎重に外し、安全な場所にネジを置く
(奥3本、洗剤の場所2本、シールで隠された場所2本)
上のカバーを外す
右奥、乾燥フィルター収納場所の蓋を固定する左右のネジを外す(下に落ちない様に慎重に)
外したネジは安全な場所に置く
(乾燥フィルターの場所は下記画像の赤枠部分)

外すネジは下記画像の赤枠部分

蓋を慎重に外し、安全な場所に置く
開けてみると、溢れ出している埃と乾燥フィルターが!!!

中に収納されている乾燥フィルターを取り出す
(取り出す際は下にほこりが落ちない様に受け皿を下に添える)

私の乾燥フィルターには画像の様に一面に埃がついており、フィルターの網目が見えないほどでした…
そりゃ乾燥時の送風ができないよな…

乾燥フィルターを洗う
(フィルターを傷つけない様にスポンジでほこりを落とす)
洗った乾燥フィルターを乾燥させ、元の場所に戻す
以降、分解の手順と逆の手順で洗濯機を元に戻す。
元に戻した後、槽洗いを行う
槽洗いを行った後、糸くずフィルターにはとんでもない量の埃(こぶし一個分ほど笑)が排出されていました。
普段槽洗いをしても大した量の埃は出なかったのはなんでなんでしょうねʅ(◞‿◟)ʃ
あなたのドラム式洗濯機も、乾燥フィルターの洗浄と槽洗いのコンボで洗浄効果を最大級発揮できるかもしれません!
再使用してみた
1回の洗濯で3回の感想を必要としていた乾燥機能ですが、なんと! 購入当初の様に1回で衣類をフワフワの状態に乾燥してくれました!
矢継ぎ早に今度はドラム内をパンパンにさせてからの洗濯と乾燥を試しました。
洗濯量を変えても隅々まで乾燥させることができ、これで乾燥フィルターの掃除効果を実感することができました。
本当は他の箇所も開け、ほこりを掃除することも必要なのでしょうが、乾燥機能を戻す大きな要因は乾燥フィルターの掃除なのでしょう。
まとめ
ほこりによる乾燥機能の妨害効果は尋常でした。
思えば、使用してから数か月、まったく槽洗いによるメンテナンスを行っておりませんでした。
これを反省し、今後は槽洗いを多用し、なるべくほこりが溜まらないようにしていこうと心がける様にします。
そして次も乾燥機能が落ちたら、まずは自分で同じ対策をとっていきたいと思います!
(ダメだったらいよいよ業者を呼びます…)
